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新住協福島支部研修会

2016/03/14

001昨年設立された新住協福島支部の研修会が開催されました。これまで福島地区では個々の工務店が独自に活動を行っていましたが、今年からは支部単位として研修会や現場見学会を行い、互いのスキルを高めることを目的にとして活動します。先日は2回目の研修として,これまで建てられた高断熱住宅の施工例の検証や、断熱工事のおさらいをしました。これまで充填断熱をライバル視し、外断熱が一番と標榜する工務店は、グラスウールは長い間に水蒸気を吸収し、十分機能を果たせないなどとした流言飛語を流してきましたが、施工後20年弱の建物を解体して検証をした結果、全く問題がないことが証明された例や、基礎断熱は、施工方法を誤ると白蟻の被害に遭って悲惨な状況にもなってしまう例なども合わせて報告されました。工事施工においての緊張感の欠如は、時として品質の善し悪しに繫がり工務店経営にも大きな影響を及ぼします。日頃よりライバル関係でもある県内他社の施工例を目の当たりにする機会を得ることは、互いによい刺激ともなり、より良い建物づくりを目指すうえでは必要不可欠なことなのかもしれません。