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未だに高い郡山の線量

2012/09/28

01019線量計の示す値は、わけあって郡山の現場から運んできた木材のものです。当地区の線量が0.2μシーベルトに対して、郡山の空間線量はこの4倍から6倍ぐらいの値であり、室内も0.4μシーベルトと須賀川の4倍程度となっていることが気がかりです。写真の材料は、外部に使用する予定で現場にストックされていたもので、シートで覆っていてもこのように線量が高く、全く使い物にはなりません。すべて廃棄処分です。ただひとつ心配なのは、焼却処分は放射能を他地域にまき散らすことと同様であり、根本的な解決策とは言えないことです。郡山で小さな子供さんを育てている家庭では大変気がかりな数値ですね…昨夜のニュースでも福島県のみが数万人転出者が多いという人口動態は、このような線量の高さによるものであろうと推察できます。