お知らせ

なぜグラスウールなのか?

2012/09/11

066弊社建物の殆どは充填断熱、いわゆる内断熱工法を採用しております。弊社がなぜグラスウールに拘るか…その理由は①グラスウールは法定不燃材です。発砲ウレタン等のプラスチック系の断熱材の殆どは可燃性であることから隣地で火災が起こった場合、外壁通気口から炎が侵入し延焼する恐れが指摘されています。②柔軟性があるグラスウールは柱間に隙間なく収まり外断熱のように外壁が飛び出すこともありません。③建物を食い荒らすシロアリはプラスチック系の断熱材に対しても被害を及ぼしますがグラスウールはシロアリの食害には無縁です。④ゴミステーションで目にする空き瓶などがグラスウールの原料であることは意外と知られていないエコ製品です。⑤グラスウール充填断熱工法はプラスチック系の外断熱に比べ施工コストが約半分で賄えます。このように利点が多いにも拘わらず多くの工務店が発砲プラスチック外断熱工法を採用しているのはなぜでしょうか?答えは施工がとても簡単だからです。弊社はたとえ簡単であってもこのような工法は決して採用しません。なぜなら将来解体焼却時に発生する大量のCO2を説明できない矛盾があります。省エネ先進地の欧州ではプラスチック系の外断熱を採用している住宅は殆どありません。発砲プラスチック系の外断熱はエコとは名ばかりの日本独自の工法なのです。