お知らせ

福島市ゼロエネルギー住宅完成しました

2017/10/27

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 福島市森合に施工中のゼロエネルギー住宅が完成し、無事引渡しが終了しました。この建物の性能は、何度もお知らせしていますが、UA値0.32一次エネルギーの削減率が102%となっています。引渡しに当たりC値(相当隙間面積)を測定した結果、0.6㎝/㎡の極めて気密性の高い建物であることが証明されました。高気密、高断熱住宅は、高い気密性を保持できなければ、給気口や排気口以外の隙間から空気の出入りが増え、正しい換気計画ができなくなります。例えば120㎡の床面積の住宅において室内20℃、外気-5℃で内外温度差画25℃の時、C値が2㎠/㎡では54㎥/hも隙間換気を生じます。この数値は、この住宅の換気回数の0.2回/hに相当し、C値が0.6㎠/㎡まで向上すると隙間換気は18㎥/hとなり1/3まで減少します。このようにC値を測定することは、隙間からの換気を予測すると同時に適切な換気計画をコントロールするための必要かつ不可欠な条件でもありZEHの基本中の基本なのです。