お知らせ

ランニングコストゼロ+15万

2013/07/20

00129この建物はおよそ2年前に完成した家族構成4人の長期優良住宅です。オール電化による昨年の年間ランニングコストは約10万円、そして太陽光パネル5kwによる売電価格は25万円で差額がプラス15万円という結果でした。電気代が1万円を超えたのは12月から3月までの4か月間であり、夏期は最少で1か月あたり僅か4.000円ほどです。一般的にエアコンを使用する夏場は電気代が跳ね上がると思い込んでいるのは、クールビズや電力会社の電力需要などの刷り込まれた情報が起因していると思われます。エコキュートに限れば、夏場は大変効率的に湯を沸かすことが可能であり、これらがエアコンの電力消費量を十分カバーしているとも考えられます。しかしながら、どのような高効率の太陽光発電や電化製品を使用しても、肝心な器である建物が断熱の効かない隙間だらけのものであればこのような結果は生まれません。全ては予め熱損失を計算した上で断熱施工をした結果なのです。詳しいデータはARC(アルク)8月号に掲載されますのでご覧ください。