飛騨の小京都-高山市
2013/11/01
高山は江戸時代から飛騨地方の中核都市として発展してきました。特に古い町並みは商いが盛んであった名残りをとどめ、宿場町の妻籠とは異なり殆どが店(たな)作りの町屋であり、今ではその多くは土産物屋や飲食店の所謂、観光客相手の観光スポットです。(生活臭がなかったことが残念!)街なかや宿泊施設では多くの外国人ツアーと遭遇しましが、その理由は近くにある白川郷や五箇山等の世界遺産と高山が有名雑誌に合わせて紹介されたためだとか…聞きなれないフランス語(一応発音から察して)が飛び交っていたのにはちょっと驚きです。高山地方は昔から林業が盛んな土地柄ゆえに木を扱った職人の技術が飛びぬけて高い地域でもあるとのこと。特に高山祭の屋台などにみられる’からくり人形’などの細かい作業や彫り物を得意とする優秀な指物師が多い地域ゆえに一刀彫の天才円空も何らかの影響を受けた土地柄なのかもしれません。