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中山道妻籠宿

2013/10/31

0381南木曽の妻籠宿は江戸から数えて42番目の宿場町…江戸時代には参勤交代の大名や草莽の民が宿泊したであろうと思われる建物が数多く残されている南木曽にひっそりと佇む地域です。街並みの建物自体は数百年経過したものは数件だけですが時代ごとに手が加えられ、景観を保存するために延々と建築工法が引き継がれてこのような景観が築きあげられました。恐らく丁髷を結って刀でも差した俳優が現ればまさしく映画のセットそのもの…ただしここまで拘るのであれば、道路のアスファルト舗装は残念の一言!せめて石畳であったならばもう少し景観に落ち着きがあったであろうと思われます。このような古い遺産を活用した観光地は全国には数多くありますが、これだけ徹底した街並みは他に類を見ない、まさに郷愁漂う日本の原風景そのものでしょうか。