UA値0.23温度の推移
2024/03/01
写真の記録紙は以前紹介した断熱等級7(UA値0.23)のK様邸の室内温度を約2か月にわたって測定した記録の一部です。今回の調査は家の中でも最も寒いと想定される玄関脇シューズクローゼットに自記温度計を設置し昨年暮れから2月中旬までの温度の推移を測定しました。最低気温が零下だった1月8日~14日の記録によると平均で17℃程度、一方居間や寝室等の居住空間はこれよりやや高く、早朝の外気温が零下であっても最低室温は無暖房状態でも18℃程度に保たれていました。仮に無暖房時における日中の室温が18℃程度であれば、1枚重ね着しただけで寒さを凌ぐことは十分可能であり、場合によってはエアコンも必要ありません。このように断熱性能が高い建物は優れた居住性が顕著に表れます。この先暖かくなるにつれて光熱費も漸減してきますので1~2月が光熱費のピークとなるようです。