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　 二日間にわたって開催された完成見学会は天候にも恵まれ、およそ50名弱、想定を上回る多くのお客様に足を運んで頂きました。改めて御礼申し上げます。当該建物は、市街地では珍しく平屋建であったため近年主流でもある2階建てと一味違った間取りなどが興味を誘ったのかもしれません。写真の中の神棚は、一説には築200年以上江戸時代後期に作られたものとも言われ、日光東照宮を模した権現造り彫刻屋根はまさに地域の文化財と言ったところで多くの皆様が関心を示されました。これだけのものを作れたのはオーナー様の先祖は、恐らく地域の豪農であったと推察できます。いずれにせよ解体処分するばかりでなく、古き良きものを残し、次世代に伝えることも大切な役目であることを実感させられる建物です。