お客様の声

ランニングコストほぼゼロ、ゼロ・エネルギー住宅に匹敵する家

2012/07/26

須賀川市 Y様

家族の快適な暮らしと絆を育む二世帯住宅

「東日本大震災で被災しなければ、マイホーム計画はまだまだ先の話でした」というYご夫妻。以前はアパート暮らしだったが、ご主人の実家が被災したため建て替えを機にご両親と同居することになりました。プランニングにあたってご夫妻とご両親が目指したのは、「それぞれの生活のリズムをくずさずに、家族が仲良く暮らせる家」。最初の間取りプランは隠居部屋が西側の奥にあった。取り壊しする以前のそれにならったプランだったが、どうしても何処かしっくりこないと決めかねていたそうです。「来客や日中家にいることが多い両親のスペースを手前に、自分たちは西側の奥に間取りを変更しました。皆、“隠居部屋は家の奥だ”という固定観念にとらわれていたのですね。大幅なプランの変更になりましたが、設計担当者と家族全員が思うことを忌憚なく話し合うことで後悔のない家へと進めることができました」と細かな変更にも何度も応えてくださった環境建設さんに感謝しきり。「今回の同居を通して、子どもたちには、おじいちゃん、おばあちゃんに対する優しい気持ちを育んで欲しいし、私たちも両親への感謝の気持ちを忘れずに仲良く暮らしたいと思います」とうれしそう。

家族への想いを最大限に取り入れた居住空間

空間設計で、ご夫妻が絶対はずせなかったというポイントは「畳コーナーのあるLD空間」。キッチンに居ながらでも子どもの様子が見渡せるオープン設計で、ダイニング側にレイアウトした。「子どもが昼寝や熱を出したときに寝せておくにも目の前でしたら安心です」と奥様。高さを随分吟味したという畳スペースは、小上がりにすることで収納スペースが確保でき、洋の雰囲気にも違和感なく溶け込んでいる。この他にも、家の中心にレイアウトした脱衣室&浴室は共用なものの、洗面台や玄関をそれぞれに設けることで、お互い気兼ねなく生活することができる。「後悔しない二世帯住宅を建てるには、同居するご両親と充分にコミュニケーションをとることは当然ですが、こうしたら便利になる、こうしたら不便かなって生活の場面をイメージして考えて決めることが大事だと思います」と貴重なアドバイスをいただきました。長期優良住宅基準で建てたYさん宅は、オール電化+太陽光発電、そして各部屋にはヒートポンプエアコン、24時間計画換気システムを採用。自然素材を多用した健康面への配慮もぬかりはない。

写真説明
1. キッチン正面にダイニングテーブル・畳コーナーをレイアウト。
2. アコーディオン式の扉で仕切ることができる子ども部屋。
3. ご両親の和室。右側はキッチン、左は玄関ホール。
4. 自然光あふれる寝室。右側にはクローゼットを配置。
5. シューズクロークのあるスッキリとした玄関。
6. 好きな書籍をたくさん収納できる、ご主人念願の書斎。
7. 大量の洗濯物干しにも対応する2階ホール。