スタッフブログ

夏の西日は暑さの大敵

2026/04/06

真夏の北西から南西面に位置する窓は省エネ上、何らかの対策が必要となる

東北地方の’とある家’での話。断熱性能がトップクラスにもかかわらず、主は夏の暑さに閉口しながらも原因が分らずじまいだったそうだ。相談された断熱住宅に精通するAさんは実際に出向いてその建物を検証してみたところ西側の壁にそれほどでもない大きさの窓が設置されてすることに気が付いた。Aさんは暑さの原因はこの西窓と直感し日差しを遮るようにアドバイスしたところ、あっという間に部屋の暑さは解消されたと言う。このように西向きの窓は夏の暑い時期、日が沈むまで長時間にわたって直射するエネルギーが窓を通して部屋の温度を急激に上昇させる。ちなみに夏場における西壁の日射受熱量は、高緯度の地域であっても約2.7Kwh/㎡と南面の1.7Kwh/㎡の1.6倍であり積極的な防暑対策を行うことが求められる。それら対策として①出来るだけ東西面(特に西面)に大きな窓を設置しない②水平庇でなく縦庇縦ルーバーの採用③パーゴラ・オーニング・簾などの採用④遮熱型Low-E複層ガラスの採用などがある。防暑は文字通り「暑さを防ぐこと」であるが、住まい手に対し心地よい「涼しさ」をもたらすことからも積極的なデザインが必要とされる。これから日本はますます暑くなる。冬場の対策同様、夏場の暑さ対策が高断熱住宅のポイントとなる