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窓ガラスの選択を誤らないこと

2025/05/29

LOW-EガラスはLOW-EnergyではなくLOW-Emissivity(低放射)という意味でありガラスにコーテングされた特殊金属膜が太陽熱等を吸収、放射を抑えることにより断熱性能を高めます。

今ではどこの工務店でも使用をうたっているLoW-Eガラスも間違った選択をすると高断熱の住宅でも効果が発揮できない恐れが出てくる。以前「遮熱トリプルガラスを入れたにも拘わらず部屋が暖まらない」と聞いたことがある。遮熱LoW-Eガラスはメーカーによれば「日射を半分にカットするため夏涼しい」と説明されている。しかしこれを鵜吞みにしてこのまま南面に使用すれば冬場における日射量も半分となるために自然温度差(室内取得熱÷総熱損失係数)が上がらず寒いと感じてしまう。(南面はクリアーガラスが原則)また、東西面に設置する窓なども要注意だ。この部分ほど夏場の太陽光照射エネルギーは大きく、できれば避けた方が賢明だが、どうしても外せない場合には、これこそ遮熱窓ガラスを使用し、夏の間だけでもオーニングや、すだれ等の日よけによって日光を遮るなどの工夫が必要だ。窓ガラスは全てが同じでなく上手に使い分けないと金をかけた割には住み心地がイマイチの住まいになって恐れも出てくる。窓の位置や大きさは平面計画の段階で熱計算を実施することが決め手となる。