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50年経過したリフォームの問題点

2026/06/10

    築50年過ぎの建物は現行基準に合わせるには多大な費用を要することになる

我が家に近所で施工されている築50年経過した建物のリフォーム工事の構造見学会の案内がポステングされていた。毎日通る道すがら解体工事が始まったのかと思いきや基礎と柱のみのスケルトン状態のものを残してリフォームするらしい。チラシによれば、高断熱仕様とした当該建物は新築同様に生まれ変わるとアピールしているが肝心の耐震性はどうだろうか?基礎はそのままであれば50年も過ぎればコンクリートの中性化が進み、強度そのものが疑わしいばかりでなく現行基準に照らせば地盤調査に基づいた強度を確保しているとは到底思えない。恐らく建て主は業者のセールストークを信用し安さだけを説明されて依頼したものと推察されるが新築との相違点は基礎と躯体の構造材だけであり経年劣化を考えれば、これを使い続けるメリットはなくむしろ新築にシフトする方が望ましいと思われる建物でもある。これからは貴重な資源を無駄にすることなく再利用することは時代の流れでもあるが、リフォームを行う場合においては、新築可能な過大な金額とならぬよう費用対効果を十分考慮することから始めるのが基本である。