お知らせ

Q1.0(キューワン)住宅のランニングコスト

2012/08/29

IMG_0169_050この建物は延べ床面積144.08㎡(43.58坪)Q値1.03のオール電化住宅です。平成23年6月から9月までの夏場4か月間の電気料金は合計で27.668円、月平均で6.917円でした。そして1年間の電気料金の合計は129.440円、月平均で10.786円です。当初は月平均は1万円を切るであろうと予測していたのですが若干これをオーバーしてしまいました。この建物の暖房にはエアコンと蓄熱式を併用していますが、冬場の電気料金アップさせた大きな要因は蓄熱暖房にあることが推察されます。蓄熱暖房はエアコン暖房に比べ蓄熱体を加熱する始動時に大きな電力を必要とします。日中常に人がいる場合には大変重宝ですが、連続運転をしない共稼ぎなどの世帯には必ずしも適当な方法とは言えないようです。現在殆どの建物で採用されている高性能エアコンは、かつてのものと比べて性能も向上し電気代もかからなくなったことが大きな特徴です。高性能エアコンはガス、石油などによる床暖房に比べて圧倒的にランニングコストは安価ですが使い方によって大きく変わってくることも知っておかねばなりません。