お知らせ

風流館の建て始めの様子です

2020/02/05

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 ’風流館’の上棟の様子です。須賀川市の伝承施設’風流館’の主体工事は先週から建て方の工程に入りました。今年は、暖冬の影響もあって天候にも恵まれ予定通り順調に推移しています。木造でもある当該建物は、柱、梁、桁等の接合部分には構造用金物を使用していますので先の地震程度の揺れによって倒壊することは有りません。元より木造建築は、職人の勘と経験だけに頼るところがありましたが、これからは想定される大地震等の災害にも十分耐えられるよう予め構造計算を行い、応力の流れを明らかにして構造耐力を担保することが重要となってきます。この建物は断熱構造でもあり、また大きな室内空間を確保するために柱脚部分はピン構造となっていますが基礎部分を含めた建物下部と断熱部分の折り合いなど課題をクリアーするためのいくつかの問題点を解決しなければなりません。