新住協鎌田先生による断熱住宅の講習会が昨日ビックパレットにおいて開催されました。今回は新住協の会員だけではなく、設計事務所や工務店向けのものであり参加者にとっては、初めて聞く講演だったのではと思われます。講演内容は、高断熱住宅の手法とともに、その目的など丁寧に説明され最後に質疑応答もありましたが、静かな雰囲気の中で無事終了しました。多くの参加者には、初めての経験のせいか、新住協の総会の質疑応答時間のような丁々発止の議論はなく、また参加者も、工務店関係が圧倒的に多く、地元の名のある設計事務所の参加者は限られていたようです。本来ならば、設計事務所に関わる人たちが率先して参加することにより、指導的立場となっていくことが重要であったにも拘わらず、我が地元の建築士会からはの参加者は皆無でした。鎌田先生が設計事務所に対して、冷淡と思うのもなるほどと頷けます。「聞くは一刻の恥、聞かぬは一生の恥」とならなければいいのですが…。