お知らせ

床下エアコン暖房の実際

2019/02/13

 三春町W様邸の暖房は、エアコンを床下に設置し温風を床下から床スリットを経由して其々の室内に回遊させる方法を採用しました。この方法であれば、床暖房と同様の効果を得られるばかりでなく、小さなエネルギーで室内を暖めることが可能です。但し、基本となるのが床下の暖気を隅々までムラなく回遊させる方法を確立すると共に、基礎部分からの熱損失を考慮すること…基礎コンクリートは容量の大きな蓄熱体でもありますが、十分に断熱を行わなければ、外部にそのまま熱を逃がすことにもつながります。また、出来るだけ基礎の立ち上がり部分を少なくするために予め基礎構造を含めて耐震性の確保が必要となります。この方法採用するには高断熱、高気密を十分理解することが基本であり、例え、見よう見まねで採用したとしても期待どおりの効果が得られるとは限りません。

※写真のモニターは床下のエアコン設定温度20℃、室内温度19℃を表示しています。

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