長期優良住宅3棟完成!
2014/10/02
写真の3棟は先月同時に引渡しをした長期優良住宅です。近年、クライアントの年齢層は30代後半から40代の方が圧倒的に多く一昔前とは趣味、趣向も全く異なります。つい先日銘木の集積地で有名な東京の木場の問屋にて天然銘木を見る機会がありました。銘木の殆どは和風づくりに拘った世代に建てられた所謂’豪邸’に専ら使用されていました。これらの建物には必ず床の間がありそこには紫檀,黒壇、欅などの高価な床柱が鎮座していましたが、価値観の相違でしょうか今では床の間を望むクライアントは殆どいないといっても過言でありません。確かに使用されないスペースを作るより生きた空間を確保したほうが、より合理的でありニーズに叶うことにもなります。よって床の間を配置し伝統様式に則ったは建物を作ること自体、珍しいと言われる時代が到来するのはそれ程時間がかからないかもしれません。