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南東北3県の工務店の実力

2018/05/23

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 去る15日仙台において宮城、山形、福島の3県の工務店が共同出版した’南東北の高断熱住宅第1号’の検討会が開催されました。今回は合わせて27社の住宅が掲載され、それぞれの特徴と熱性能データを掲載しユーザーにも分かりやすく手頃な値段で上梓されました。出版の目的は書籍の販売数を目指すものでは無く、あくまで新住協のQ1.0住宅の敷衍活動が主な目的です。鎌田先生の講評では今回の物件の中にレベル3(L3)の建物がなかったのが残念だったとの一言がありましたが、レベルを上げるにはどのような対策を講じるか等貴重な講演が行われました。ちなみに国の省エネ基準64.2KWhに対してL1は暖房負荷28.9KWh/㎡以下、L2は22.5以下、L3は16.0以下に区分されます。その中でも弊社掲載の建物の性能は19.4KWh/㎡と27社の中でも高い性能の建物であることが理解できます。