新住協東北大会が開かれました
2019/06/05
6月3~4日の二日間、山形市において新住協の東北大会が開催されました。3日の現場見学に続き4日は、鎌田先生の講演と会員でもある地元工務店の発表など有意義な2日間となりました。中でも特に注目されたのが基礎部分の断熱方法です。今までは固定観念でもあった基礎断熱と床断熱を改めて比較検討し、具体的な数値をよりどころに今後の有り方なども議論されました。ちなみにこの二つの工法の長短所は殆ど拮抗し、各社が現場の状況やコストを見据えながらの判断となりますが、面倒であった床断熱も新住協による床用固定金物の開発などによって、より確実に施工することが可能となりました。また、近年目覚ましく普及してきた床下エアコン暖房は、ブースターなどのアシスト機器の使用によって、より効率的な暖房法として確立されつつあります。今後は、これらの情報を基に弊社建物にも順次応用し、ユーザーに喜んでいただけるよう新技術のフィードバックに努めていきたいと思っております。