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須賀川釈迦堂川花火大会

2012/08/20

01017尺玉の花火です。この花火は同心円がとてもきれいです。仄聞によれば花火師の腕の見せ所は2重、3重の同心円がすべて丸く破裂することに尽きるそうです。全国でも有名な秋田県の大仙市(旧大曲市)の花火大会には全国の花火師が集い、頂点を目指して腕を競うため最も美しい花火がみられるとか…しかしながらこれに負けず我が須賀川の花火も34年も続けばそれなりに認知され近郷、近在から大勢の人が押し寄せる夏の風物詩となりました。いつもは自宅のベランダから眺めているため打ち上げ周辺の雑踏は知る由もなかったのですが、久ぶりに弊社周辺を歩いたところ、30万人とはいかないまでもかなりの人が押し寄せていたようです。翌朝の散歩の時間にはすでに大勢のボランテアによってゴミが片づけられ、まるでなにごとも無かったかのようでした。しかしいつものことですが見学客のゴミの放棄等によるモラルの低さには辟易させられます。せめて楽しんだ後の自らのゴミ位は片づけて欲しいものです。余談ですがフォークシンガー吉田拓郎の作品の中に‘祭りのあと‘という歌があります。その内容は多くの人が去ったあとの祭りの寂寥感を歌ったものですが井上陽水の‘少年時代‘の歌詞とともに夏の終わりを告げる叙情詩であり花火の後にこれらの歌を思い起こすのはすっかり歳を重ねたせいかも知れません。朝夕の風がめっきり涼しくなった今日この頃、秋への移ろいは確実に始まっているようです