スタッフブログ

ゼロエネ住宅のシンボルマークの意味

2013/05/02

00234現在施工中のゼロエネルギー住宅現場のフラッグです。ゼロエネ住宅においては、現在使用されているシンボルマークとは違ったものを掲げていますが、この図柄は地球をモチーフにゼロエネのゼロを経線で表し、水の青と森の緑のクリーンなイメージを表現したものです。今までの高断熱、高気密住宅から派生し、Q1.0工法を基本とした建物であるゼロエネ住宅を他の建物とは積極的に差別化する意味を込めて作成してみました。クリーンな図柄のイメージ通り、弊社施工のゼロエネ住宅は太陽光発電と省エネ機器によって一次エネルギーの削減達成率は、およそ110%を超え地球にも家計にも優しい建物です。

余談ですが、グラスウールによる充填プラス付加断熱工法の性能を発泡系プラスチック断熱による外貼り工法に求めた場合、果たしてゼロエネ住宅は実現できるのでしょうか?答えは①外貼り断熱の厚さを厚くすること。②太陽光の発電能力をアップすることで実現可能です。しかし①断熱材を厚くした場合、外壁を止める釘の摩擦力が低減し外壁が緩む②太陽光パネルの能力を大きくすれば費用が嵩み費用対効果が疑わしい…などの理由から外貼り工法でゼロエネ住宅を施工するのには、クリアしなければならない幾つかの問題があることだけは理解しておく必要があります。