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断熱基準が変わります…等級6.7が新設

2021/12/01

GWによる付加断熱工事

 脱炭素社会に向けた住宅、建築の省エネ対策の在り方を議論してきた国の3省会議による施策の実現が最終局面に入り、これまで最も高い断熱等級5に加え等級6と等級7が追加されます。その理由として日本全体の温室効果ガス排出量の15%を占める民生部門、特に住宅や建築物の排出削減が進まず2050年を目指したカーボンニュートラルの実現が危ぶまれることにあります。国交省の試案によれば、この先新築されるの住宅の断熱基準がHEAT20G2、G3クラスの断熱性能に改められれば、1次エネルギーの削減が目標に届くとされていますが、一言でG2,G3クラスの建物は、既存の工務店にとってハードルが高く容易なことではありません。そのため近々に新築を計画されている方は、自らの建物が新基準に照らし時代遅れにならぬよう確かな技術と豊富な経験を持った設計者、工務店選びができるかどうかがカギとなります。ちなみに弊社では付加断熱によるG2仕様UA値0.3 Q値1.0程度の建物を標準仕様として数多くの施工実績を有していますのでお気軽にご相談ください。。

※HEAT20とは…2009年に発足した「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」の略称 各地区において冬期の暖房負荷をH28年基準と比べ概ね30%以上削減しZEHなどの優れた省エネを目指す住まいの推奨基準 

G1…H28年省エネ基準より性能が高いUA値0.46の建物→この数値は弊社の120㎜16㎏グラスウール充   填断熱住宅に相当します。

G2…更なる良好な住環境を目指したUA値0.34の建物→この数値は現在弊社の225㎜20㎏グラスウール付加断熱住宅に相当します。

G3…ドイツのパッシブ住宅を目指したUA値0.20の建物→この数値は国内トップクラス、この建物を作るには確かな経験と高い技術力が必要です。