いい家であるなら早い(若い)うちに建てるべし
2022/01/31
40年前くらいであれば住宅ローンの返済期間は長くて25年と相場が決まっていたが、今では低金利のお陰もあって30~35年は当たり前、場合によっては40年ローンも組むことができる金融機関も珍しいことではないようだ。当時の住宅ローンは最長であっても25年、住宅寿命は約30年と言われていた時代である。今では工法の改良もあって30年以上は持つ建物も増えてきた。特に高断熱住宅であれば50年以上は持つし目指しているのは100年住宅だ。これまでの建物は寒かろうが暑かろうが新築すること自体に満足感を求めていたために最も重要な温熱環境など全く気にしてはこなかった。寒い家は長い間住み続けても愛着が沸くことはない。さりとて早々に見限って建て替えをすれば資源のムダにもつながる。いい家とは温度差がなく快適で、しかも省エネでストレスがなく健康的に暮らせる建物のことを言う。そのような建物であればなるべく早い(若い)うちに家を建てることをお勧めする。その理由として早ければ早いほど長期間にわたってより良い生活を満喫できる。そして建物寿命とその満足度は長期ローンのストレスを大きく上回ることは明らかだ。